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令和5年 予備試験 短答式 商法 第17問 解説

令5予備 第17問商法株式・株主の権利の過去問

問題

株主名簿に関する次のアからオまでの各記述のうち、誤っているものを組み合わせたものは、後記1から5までのうちどれか。 ア.株式会社は、株主名簿に株主が株式を取得した日を記載又は記録することを要しない。 イ.株式会社は、株主名簿管理人を置く旨を定款で定め、株主名簿の作成及び備置きその他の株主名簿に関する事務を行うことを委託することができる。 ウ.株式会社は、株主から株主名簿の閲覧の請求があった場合において、当該請求を行う株主が当該株式会社の業務と実質的に競争関係にある事業を営み、又はこれに従事する者であるときは、当該請求を拒むことができる。 エ.株主が別に通知を受ける場所又は連絡先を株式会社に通知していないときは、当該株式会社が当該株主に対してする通知は、株主名簿に記載又は記録された当該株主の住所に宛てて発すれば足りる。 オ.株式会社は、一定の日を定めて、当該日において株主名簿に記載又は記録されている株主をその権利を行使することができる者と定めることができる。
  1. ①ア ウ正解
  2. ②ア エ
  3. ③イ ウ
  4. ④イ オ
  5. ⑤エ オ

解説

要点
株主名簿の記載事項(会社法121条)には株式取得日が含まれ、株主名簿の閲覧拒絶事由(125条3項)は会計帳簿閲覧拒絶事由(433条2項)と異なり『競業者』は含まれない点を押さえる。

結論

アは、会社法121条3号が「株主が株式を取得した日」を株主名簿の記載事項として明示しているため誤り。ウは、株主名簿の閲覧請求の拒絶事由を定める会社法125条3項に「請求者が会社と実質的に競争関係にある事業を営む者であること」は含まれておらず、これは会計帳簿閲覧請求(433条2項)に特有の拒絶事由であるため誤り。したがって誤っている記述はアとウであり、選択肢1が正解となる。

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出典:法務省「令和5年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。