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令和5年 予備試験 短答式 民法 第15問 解説

令5予備 第15問民法相続の過去問

問題

相続の承認及び放棄に関する次のアからオまでの各記述のうち、誤っているものを組み合わせたものは、後記1から5までのうちどれか。 ア.他の共同相続人に強迫されて相続の放棄をした者が相続の放棄の取消しをしようとするときは、その旨を家庭裁判所に申述しなければならない。 イ.相続人は、相続の承認又は放棄をするまでの間、その固有財産におけるのと同一の注意をもって、相続財産を管理しなければならない。 ウ.相続の放棄をした者は、その放棄の時に相続財産に属する財産を現に占有しているときは、善良な管理者の注意をもって、その財産を管理しなければならない。 エ.相続人Aが相続の放棄をしたことにより相続人となったBが相続の承認をした場合には、Aは、その後に相続財産の一部を私に消費したとしても、単純承認をしたものとはみなされない。 オ.限定承認者は、受遺者に弁済した後でなければ、相続債権者に弁済することができない。
  1. ①ア イ
  2. ②ア ウ
  3. ③イ エ
  4. ④ウ オ正解
  5. ⑤エ オ

解説

要点
相続財産の管理・保存義務は、承認・放棄前は918条で「固有財産におけるのと同一の注意」、放棄後に現に占有する財産は940条で「自己の財産におけるのと同一の注意」であり、いずれも善管注意義務ではない。限定承認では931条により相続債権者への弁済が受遺者への弁済に優先する。

結論

誤っているのは選択肢4(ウ・オ)である。ウは相続放棄者の保存義務の程度を、オは限定承認における弁済の順序を、いずれも条文と異なって述べている。

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出典:法務省「令和5年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。