令和5年 予備試験 短答式 行政法 第21問エ 解説
問題
次のアからエまでの各記述について、法令又は最高裁判所の判例に照らし、それぞれ正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。
エ.地方公共団体の長が情報公開条例に基づいてした自衛隊庁舎の設計図面の公開決定に対して国が提起する、当該決定の取消しを求める訴えは、国が建物の所有者として有する固有の利益が侵害されることを理由とするものであっても、行政主体間の権限の行使に関する紛争に該当し、法第6条の機関訴訟である。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
国や地方公共団体が、行政主体としての権限ではなく、一般私人と同様の権利主体(所有者等)としての利益侵害を主張する場合は、機関訴訟ではなく通常の法律上の争訟として抗告訴訟の対象となる。
結論
選択肢2が正しい。国が自衛隊庁舎の設計図面の公開決定の取消しを求める訴えは、国が建物の所有者として有する固有の利益の侵害を理由とするものであるから、行政主体間の権限争いである機関訴訟には当たらず、通常の法律上の争訟として取消訴訟の対象となる。
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出典:法務省「令和5年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
