令和5年 予備試験 短答式 行政法 第21問イ 解説
問題
次のアからエまでの各記述について、法令又は最高裁判所の判例に照らし、それぞれ正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。
イ.公立高等学校の教職員が提起する、校長の職務命令に基づく義務の不存在の確認を求める訴えは、当該職務命令の違反を理由とする行政処分以外の処遇上の不利益の予防を目的とする場合には、法第4条の当事者訴訟のうち、「公法上の法律関係に関する確認の訴えその他の公法上の法律関係に関する訴訟」である。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
職務命令に基づく公的義務の不存在確認訴訟は、行政処分以外の処遇上の不利益の予防を目的とするものであれば、行政事件訴訟法4条後段の実質的当事者訴訟(公法上の法律関係に関する確認の訴え)に当たる(最判平成24年2月9日)。
結論
選択肢1(正しい)が正しい。公立学校教職員が職務命令に基づく義務の不存在確認を求める訴えは、懲戒処分など行政処分以外の処遇上の不利益の予防を目的とする場合、行政事件訴訟法4条にいう「公法上の法律関係に関する確認の訴えその他の公法上の法律関係に関する訴訟」(実質的当事者訴訟)に当たると最高裁が判示している。
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出典:法務省「令和5年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
