令和5年 予備試験 短答式 憲法 第6問イ 解説
問題
人身の自由に関する次のアからウまでの各記述について、最高裁判所の判例の趣旨に照らして、それぞれ正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。
イ.憲法第35条の下で令状なく住居に侵入し捜索・押収ができるのは、裁判官が発した令状による逮捕の場合、現行犯逮捕の場合及び緊急逮捕の場合に限られ、現行犯として逮捕する要件は備わっていたが、現実には逮捕しない場合は含まれない。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
憲法35条の「第三十三条の場合」とは33条による不逮捕の保障が及ばない場合をいい、現行犯逮捕の要件が備わっていれば、現実に逮捕しなくても無令状の捜索・押収が許されるというのが判例の立場である。
結論
記述イは誤りであり、選択肢2が正しい。判例は、現行犯として逮捕する要件が備わっている場合には、現実に逮捕するか否かにかかわらず、令状によらない捜索・押収が許されるとしている。
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出典:法務省「令和5年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
