令和4年 予備試験 短答式 民法 第5問 解説
問題
地上権に関する次のアからオまでの各記述のうち、正しいものを組み合わせたものは、後記1から5までのうちどれか。
ア.地上権は、質権の目的とすることができない。
イ.地上権者は、その権利の存続期間の範囲内であっても、土地の所有者の承諾を得なければ、第三者にその土地を賃貸することができない。
ウ.建物を所有する目的で地上権が設定されている土地には、地下又は空間を目的とする地上権は、設定することができない。
エ.地上権は、存続期間を定めずに設定することができる。
オ.地上権者が地代を支払う義務のない地上権も、設定することができる。
- ①ア イ
- ②ア ウ
- ③イ エ
- ④ウ オ
- ⑤エ オ正解
解説
要点
地上権は物権であるため譲渡・賃貸に土地所有者の承諾は不要であり、存続期間・地代のいずれも定めがなくても設定できる(期間の定めがない場合は民法268条が処理を定める)。地上権は質権の目的にもなり、区分地上権は既存の権利者全員の承諾があれば設定できる。
結論
正しいのはエとオであり、選択肢5が正解である。地上権は存続期間の定めを設定要素とせず、また地代支払義務も設定の要素ではないため、いずれも定めずに地上権を設定することができる。
この分野を、あなたの弱点に合わせて演習
無料で始める間違えた問題は忘れかけた頃に出し直し。論文の AI 採点も(Pro)。
出典:法務省「令和4年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
