令和4年 予備試験 短答式 行政法 第20問イ 解説
問題
取消訴訟の審理に関する次のアからエまでの各記述について、行政事件訴訟法又は最高裁判所の判例に照らし、それぞれ正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。
イ.固定資産評価審査委員会の審査決定は、個々の固定資産ごとにされるものであるから、同一の敷地にあって一つのリゾートホテルを構成している複数の建物の評価額に関する各審査決定の取消請求が、互いに行政事件訴訟法第13条第6号所定の関連請求に当たるということはできない。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
関連請求(行訴法13条6号)該当性は、処分が形式上別個かどうかではなく、請求相互の実質的関連性(同一の事実関係・対象の一体性)で判断する。固定資産評価審査決定が個々の固定資産ごとにされるものであっても、同一敷地上で一体の施設を構成する複数建物の各審査決定の取消請求は関連請求に当たる(最判平成7年3月23日)。
結論
本記述は誤り(選択肢2が正解)である。固定資産評価審査委員会の審査決定が個々の固定資産ごとにされるものであっても、同一敷地上で一つのリゾートホテルを構成する複数建物についての各審査決定の取消請求は、行政事件訴訟法13条6号の関連請求に当たるとするのが判例である。
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出典:法務省「令和4年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
