令和3年 予備試験 短答式 民事訴訟法 第33問 解説
問題
補助参加に関する次のアからオまでの各記述のうち,判例の趣旨に照らし正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。
ア.補助参加人は,補助参加をした訴訟において証人となることができる。
イ.補助参加の許否についての裁判に対しては,不服を申し立てることができない。
ウ.訴訟告知を受けた者は,当然に当該訴訟における補助参加人の地位を取得する。
エ.原告を補助するためその訴訟に参加した補助参加人は,当該訴訟に係る訴えの取下げをすることができない。
オ.補助参加に係る訴訟における判決の補助参加人に対する効力(いわゆる参加的効力)は,判決の主文中の訴訟物に係る判断の前提として理由中でされた事実の認定や先決的権利関係の存否についての判断には生じない。
- ①ア イ
- ②ア エ正解
- ③イ ウ
- ④ウ オ
- ⑤エ オ
解説
要点
補助参加人は当事者ではないため証人適格を有するが、訴えの取下げ等の訴訟物の処分にあたる行為はできない。訴訟告知だけでは参加人の地位を取得しないが参加的効力は及び(53条4項)、その効力は判決理由中の判断にも及ぶ。
結論
正しいのはアとエであり、選択肢2が正解である。補助参加人は当事者ではないため証人となり得る一方(ア)、訴訟物の処分にあたる訴えの取下げはできない(エ)。
この分野を、あなたの弱点に合わせて演習
無料で始める間違えた問題は忘れかけた頃に出し直し。論文の AI 採点も(Pro)。
出典:法務省「令和3年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
