令和2年 予備試験 短答式 憲法 第1問ウ 解説
問題
選挙人の投票価値の平等に関する次のアからウまでの各記述について,bの見解がaの見解の根拠となっている場合には1を,そうでない場合には2を選びなさい。
ウ.a.地方議会議員選挙においては,当該地方公共団体の住民が,選挙権行使の資格だけでなく,投票価値においても平等に取り扱われるべきである。b.憲法第14条第1項に定める法の下の平等は,選挙権に関しては,国民は全て政治的価値において平等であるべきとする徹底した平等化を志向するものである。
- ①bの見解がaの見解の根拠となっている正解
- ②そうでない
解説
要点
投票価値の平等に関する判例は、まず憲法14条1項の平等原則を「選挙権に関しては政治的価値における徹底した平等化を志向するもの」という一般命題として立て、それを国政選挙のみならず地方議会議員選挙にも及ぼすという三段論法の構造を取る。bのような一般命題はaのような具体的結論の根拠になっていることが多い。
結論
bの命題(14条1項の法の下の平等は選挙権に関し政治的価値の徹底した平等化を志向する)は、aの命題(地方議会議員選挙でも投票価値の平等が要求される)を導くための一般的な大前提として機能しており、両者は論理的に根拠づけの関係にある。したがって正解は選択肢1である。
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出典:法務省「令和2年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
