令和2年 予備試験 短答式 憲法 第1問イ 解説
問題
選挙人の投票価値の平等に関する次のアからウまでの各記述について,bの見解がaの見解の根拠となっている場合には1を,そうでない場合には2を選びなさい。
イ.a.参議院議員選挙においては,二院制の下,地域代表の性質を有するという参議院の特殊性により,投票価値の平等の要請が後退するのもやむを得ない。b.参議院は,国権の最高機関として適切に民意を国政に反映する義務を負っており,衆参両院の選挙制度は同質的とされるべきである。
- ①bの見解がaの見解の根拠となっている
- ②そうでない正解
解説
要点
ある見解が別の見解の『根拠』になるかは、両者の論理方向が同じ結論を支えているかで判断する。bが逆の結論(同質化・平等厳格化)を導く前提であれば、それはaへの反論であって根拠ではない。
結論
bの見解は、衆参の選挙制度は同質的であるべきだとして参議院にも投票価値の平等を厳格に求める立場であり、aの『参議院の特殊性ゆえに較差はやむを得ない』という見解とは正反対の方向を向いている。よって、bはaの根拠にならず、選択肢2が正しい。
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出典:法務省「令和2年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
