令和2年 予備試験 短答式 刑事訴訟法 第25問 解説
問題
伝聞証拠に関する次のアからオまでの各記述のうち,証拠とすることができる要件に差異のない書面の組合せが記載されたものの個数は,後記1から6までのうちどれか。ただし,判例がある場合には,それに照らして考えるものとする。
ア.司法警察員の面前における被告人の供述を録取した書面で同人の署名及び押印のあるものと,検察官の面前における被告人の供述を録取した書面で同人の署名及び押印のあるもの
イ.司法警察員の面前における被害者の供述を録取した書面で同人の署名及び押印のあるものと,検察官の面前における被害者の供述を録取した書面で同人の署名及び押印のあるもの
ウ.被告人が作成した供述書で同人の署名及び押印のあるものと,被告人が作成した供述書で同人の署名及び押印のいずれもがないもの
エ.司法警察員が作成した検証調書と,司法警察員が作成した実況見分調書
オ.司法警察員から鑑定の嘱託を受けた者が作成した鑑定書と,裁判所から鑑定を命じられた鑑定人が作成した鑑定書
- ①0個
- ②1個
- ③2個
- ④3個
- ⑤4個正解
- ⑥5個
解説
要点
321条1項各号(供述録取書は作成者により要件が異なる)と322条1項(被告人の供述書は署名押印不要)、321条3項(検証調書・実況見分調書は同一要件)、321条4項(鑑定書は作成主体を問わず同一要件)を正確に区別できるかがポイント。
結論
ア・ウ・エ・オの4組は証拠能力の要件に差異がなく、イのみ差異がある。したがって「差異がない組合せ」は4個であり、選択肢5が正しい。
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出典:法務省「令和2年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
