平成30年 予備試験 短答式 商法 第28問 解説
問題
商人及び商行為に関する次の1から5までの各記述のうち,誤っているものはどれか。
- ①利益を得て譲渡する意思をもって動産を有償取得する行為は,商人が行う場合に限り,商行為となる。正解
- ②支配人の代理権は,当該支配人を選任した商人の死亡によっては,消滅しない。
- ③商人が平常取引をする者からその営業の部類に属する契約の申込みを受けたときは,遅滞なく,契約の申込みに対する諾否の通知を発しなければならず,これを怠ったときは,その商人は,当該契約の申込みを承諾したものとみなされる。
- ④委託を受けた商人がその営業の範囲内において委託者のために行為をした場合には,委託者との間で報酬についての合意がないときであっても,その委託者に対し,相当な報酬を請求することができる。
- ⑤問屋は,取引所の相場がある物品の販売の委託を受けたときは,自ら買主となることができる。
解説
要点
商法501条1号の投機購買(利益を得て譲渡する意思での動産等の有償取得)は絶対的商行為であり、行為者が商人かどうかを問わず商行為となる点を押さえる。
結論
選択肢1が誤り。商法501条1号の投機購買行為(利益を得て譲渡する意思をもって動産等を有償取得する行為)は絶対的商行為であり、行為者が商人であるか否かにかかわらず商行為となるため、「商人が行う場合に限り」商行為となるとする記述は誤っている。
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出典:法務省「平成30年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
