SaySayLaw無料で演習する

平成30年 予備試験 短答式 行政法 第22問エ 解説

問題

次のアからエまでの各事例におけるXが行政事件訴訟法上の仮の救済を求めるとした場合,各事例について最も適切と考えられる仮の救済の申立てを,それぞれ後記1から3までの中から選びなさい。 エ.市の公園で集会を開催しようと計画していたXが,当該市の条例に基づき,公園の使用許可を市長に申請し使用許可を受けたが,その後,集会の開催前に,集会内容が不適切であるとして,市長から当該使用許可を取り消す処分を受けた事例
  1. ①執行停止の申立て正解
  2. ②仮の義務付けの申立て
  3. ③仮の差止めの申立て

解説

要点
既に処分がされていてその効力を止めたい場面は取消訴訟+執行停止(行政事件訴訟法25条)、求める処分がまだされていない場面は義務付け訴訟+仮の義務付け(37条の5第1項)、まだされていない不利益処分を阻止したい場面は差止訴訟+仮の差止め(同条2項)と整理する。

結論

本事例は、Xがいったん公園使用許可を受けたのに、その後市長からこの許可を取り消す処分(取消処分)を受けたという場面である。すでに存在する処分(取消処分)の効力を止めて元の使用許可の効力を回復させることが目的なので、これに対応する仮の救済は執行停止(行政事件訴訟法25条)であり、選択肢1が正しい。

この分野を、あなたの弱点に合わせて演習
間違えた問題は忘れかけた頃に出し直し。論文の AI 採点も(Pro)。
無料で始める

出典:法務省「平成30年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。