平成30年 予備試験 短答式 行政法 第22問ウ 解説
問題
次のアからエまでの各事例におけるXが行政事件訴訟法上の仮の救済を求めるとした場合,各事例について最も適切と考えられる仮の救済の申立てを,それぞれ後記1から3までの中から選びなさい。
ウ.地方公務員であるXが,非行があったとして,懲戒権者から地方公務員法に基づき停職処分をされようとしている事例
- ①執行停止の申立て
- ②仮の義務付けの申立て
- ③仮の差止めの申立て正解
解説
要点
処分が既にされた場合は執行停止(25条)、これからされようとしている不利益処分を阻止したい場合は差止訴訟+仮の差止め(37条の5第2項)、申請に対する不作為・拒否を争い早期に地位を得たい場合は義務付け訴訟+仮の義務付け(37条の5第1項)というように、時間軸(処分前か処分後か)と求める効果(阻止か実現か)で使い分ける。
結論
本問のXは停職処分を「されようとしている」段階、すなわち処分がまだ発令されていない事案であり、これを事前に阻止したい場合には差止訴訟の仮の救済である仮の差止めを申し立てることになる。したがって選択肢3が正しい。
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出典:法務省「平成30年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
