平成30年 予備試験 短答式 刑事訴訟法 第24問 解説
問題
次のアからオまでの各記述のうち,誤っているものの組合せは,後記1から5までのうちどれか。
ア.主尋問において,誘導尋問をすることができる場合がある。
イ.証人の記憶が明らかでない事項についてその記憶を喚起するため必要があるときは,裁判長の許可を受けずに,書面を証人に示して尋問することができる。
ウ.証人は,自己の祖父が刑事訴追を受け,又は有罪判決を受けるおそれのある証言を拒むことができる。
エ.裁判官は,検察官の請求により第1回公判期日前に証人尋問を実施する場合は,被告人,被疑者又は弁護人をその尋問に立ち会わせなければならない。
オ.裁判所は,証人が被告人の面前においては圧迫を受け充分な供述をすることができないと認めるときは,弁護人が出頭している場合に限り,検察官及び弁護人の意見を聴き,その証人の供述中被告人を退廷させることができる。
- ①ア エ
- ②ア オ
- ③イ ウ
- ④イ エ正解
- ⑤ウ オ
解説
要点
証人尋問の細かい手続要件(誘導尋問の可否、記憶喚起書面の許可要否、証言拒絶権の親族範囲、第1回公判期日前尋問への立会いが権利か義務か、被告人退廷の要件)は条文の文言を正確に押さえておく必要がある。
結論
誤っているのはイとエであり、選択肢4が正しい。イは記憶喚起のための書面提示に裁判長の許可が必要である点、エは第1回公判期日前の証人尋問への立会いが「立ち会わせることができる」という裁量的なものであり「立ち会わせなければならない」という義務ではない点で、それぞれ条文と異なる。
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出典:法務省「平成30年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
