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平成29年 予備試験 短答式 民事訴訟法 第36問 解説

平29予備 第36問民事訴訟法訴訟行為・期日期間の過去問

問題

訴訟手続の中断に関する次のアからオまでの各記述のうち,判例の趣旨に照らし誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。ただし,アからエまでの各記述において,訴訟代理人は選任されていなかったものとする。 ア.貸金請求訴訟において,口頭弁論終結後判決の言渡し前に被告が死亡した場合には,訴訟手続は中断しない。 イ.訴訟物が一身専属権である訴訟において,原告が死亡した場合には,訴訟手続は中断せず,訴訟は終了する。 ウ.ある訴訟に第三者が独立当事者参加をした場合において,当該第三者が死亡したときは,訴訟手続は中断する。 エ.債権者が債権者代位権に基づきその債務者に属する債権を行使する訴訟において,当該債務者が死亡した場合には,訴訟手続は中断しない。 オ.訴訟代理人が選任されている訴訟において,訴訟代理人が死亡した場合には,訴訟手続は中断する。
  1. ①ア ウ
  2. ②ア オ正解
  3. ③イ ウ
  4. ④イ エ
  5. ⑤エ オ

解説

要点
訴訟手続の中断事由は民訴法124条1項各号に限定列挙されており、訴訟代理人の死亡は含まれない。また132条1項は『中断中でも判決の言渡しができる』という規定であり、中断そのものが生じないという意味ではない。

結論

誤っているのはアとオであり、選択肢2が正解である。アは132条1項の趣旨を誤解したもので、実際には中断は生じているが判決の言渡しだけが例外的に許される。オは、訴訟代理人の死亡が124条1項の中断事由に含まれていないことを見落としたものである。

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出典:法務省「平成29年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。