平成29年 予備試験 短答式 憲法 第7問ア 解説
問題
憲法の意義に関する次のアからエまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ア.日本国憲法の前文は,国民主権,基本的人権の尊重,平和主義の3つの基本原理を明らかにしており,憲法の一部をなすものであって,当該規定を根拠に裁判所に救済を求めることができるという意味で,最高裁判所の判例においても裁判規範性が認められている。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
前文は憲法の一部として法規範性・解釈指針としての意味を持つが、前文を直接の根拠として具体的な権利救済を求めうるという意味での裁判規範性を、最高裁が認めた例はない。
結論
本記述は誤りであり、選択肢2が正しい。前文が憲法の一部をなし国民主権・基本的人権の尊重・平和主義の三原理を明らかにしている点は正しいが、前文を直接の根拠として裁判所に具体的な救済を求めることができるという意味での裁判規範性は、最高裁判所の判例上認められていない。
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出典:法務省「平成29年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
