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平成29年 予備試験 短答式 刑事訴訟法 第14問イ 解説

平29予備 第14問イ刑事訴訟法捜査の端緒・任意捜査の過去問

問題

次のアからオまでの各記述のうち,正しいものには1を,誤っているものには2を選びなさい。ただし,判例がある場合には,それに照らして考えるものとする。 イ.荷送人の依頼に基づき宅配便業者の運送過程下にある荷物について,捜査機関が,捜査目的を達成するため,荷送人や荷受人の承諾を得ることなく,その荷物に外部からエックス線を照射して内容物の射影を観察した行為は,任意処分として許される。
  1. ①正しい
  2. ②誤っている正解

解説

要点
宅配便荷物への無承諾のエックス線照射は、内容物の形状・材質のみならず品目等を相当程度具体的に特定し得るもので、荷送人・荷受人のプライバシー等を大きく侵害するから、検証としての性質を有する強制の処分に当たり、検証許可状を得ずに行えば違法(最決平成21年9月28日)。

結論

判例は、宅配便荷物への無承諾のエックス線照射を検証としての性質を有する強制の処分にあたるとし、検証許可状を得ずに行うことは違法としている。したがって「任意処分として許される」とする本記述は誤りであり、選択肢2が正解である。

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出典:法務省「平成29年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。