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平成28年 予備試験 短答式 民法 第2問 解説

平28予備 第2問民法代理の過去問

問題

代理に関する次のアからオまでの各記述のうち,判例の趣旨に照らし正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。 ア.無権代理行為の相手方は,代理人が代理権を有しないことを過失によって知らなかったときは,民法上の無権代理人の責任を追及することができない。 イ.代理権は,代理人が後見開始の審判を受けたときは消滅する。 ウ.成年後見人は,やむを得ない事由があるときでなければ,復代理人を選任することができない。 エ.委任による代理人がやむを得ない事由があるため復代理人を選任した場合,復代理人は,復代理の委任事務を処理するのに必要と認められる費用を支出したときであっても,本人に対し,その費用の償還を直接請求することはできない。 オ.Aの代理人BがCの詐欺により売買契約を締結した場合,Bは当該売買契約を取り消すことができるが,Aは当該売買契約を取り消すことができない。
  1. ①ア イ正解
  2. ②ア エ
  3. ③イ ウ
  4. ④ウ オ
  5. ⑤エ オ

解説

要点
代理権の消滅事由(111条)、任意代理人(104条)と法定代理人(105条)で異なる復代理人の選任要件、復代理人と本人との直接の権利義務(106条2項)、代理行為の瑕疵は代理人基準で判断されるが取消しの効果が帰属するのは本人である点を整理して覚える。

結論

ア(無権代理人の責任は相手方に過失があれば原則として追及できない)とイ(代理人が後見開始の審判を受けると代理権は消滅する)が正しく、選択肢1が正解である。ウ・エ・オはいずれも条文の理解と逆の内容になっている。

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出典:法務省「平成28年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。