平成28年 予備試験 短答式 憲法 第12問イ 解説
問題
憲法改正について理論上一定の限界があるか否かについて限界説と無限界説とが対立しているが,次のアからウまでの各記述のうち,限界説の立場に立つ記述には1を,無限界説の立場に立つ記述には2を選びなさい。
イ.法は,元来,人間の社会生活に奉仕する手段であり,かつ社会は絶えず変化するものであるから,現在の規範・価値によって将来の世代を拘束するのは不当である。
- ①限界説の立場に立つ記述
- ②無限界説の立場に立つ記述正解
解説
要点
憲法改正無限界説は、法を将来世代を拘束する固定的規範ではなく変化する社会に奉仕する手段と捉え、各世代の自己決定権を重視する点が特徴である。この発想が出たら無限界説と判断する。
結論
この記述は無限界説の立場に立つものであり、正解は選択肢2である。現在の規範・価値によって将来世代を拘束するのは不当だとする発想は、主権者による憲法制定権力の不断の行使可能性を認める見解や法実証主義的理解と結び付き、無限界説の典型的な論拠である。
この分野を、あなたの弱点に合わせて演習
無料で始める間違えた問題は忘れかけた頃に出し直し。論文の AI 採点も(Pro)。
出典:法務省「平成28年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
