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平成28年 予備試験 短答式 憲法 第11問ウ 解説

平28予備 第11問ウ憲法法の下の平等の過去問

問題

違憲審査に関する次のアからウまでの各記述について,判例の趣旨に照らして,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。 ウ.日本国民である父と外国人である母との間に生まれた嫡出でない子につき,父母の婚姻及びその認知等所定の要件を備えた場合に届出により日本国籍が取得できる旨定めた国籍法(平成20年法律第88号による改正前のもの。以下同じ。)第3条第1項は,憲法第14条第1項に違反するが,血統主義を補完するために出生後の国籍取得の制度を設けた国籍法の趣旨に照らし,同法第3条第1項を全部無効とする解釈は採り得ない。
  1. ①正しい正解
  2. ②誤っている

解説

要点
国籍法違憲判決(最大判平成20年6月4日)は、国籍法3条1項の父母の婚姻(準正)要件による区別を憲法14条1項違反としつつ、血統主義を補完する立法趣旨に照らし同項を全部無効とする解釈は立法者の合理的意思として想定し難く採り得ないとして、区別を生じさせている部分を除いた要件の充足により国籍取得を認めたことを押さえる。

結論

記述ウは判例(国籍法違憲判決、最大判平成20年6月4日)の趣旨に合致しており、正しい(選択肢1が正解)。同判決は国籍法3条1項が憲法14条1項に違反すると判断しつつ、同項全体を無効とする解釈は採らなかった。

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出典:法務省「平成28年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。