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平成27年 予備試験 短答式 商法 第30問 解説

平27予備 第30問商法手形法・小切手法の過去問

問題

約束手形の支払に関する次の1から5までの各記述のうち,誤っているものを2個選びなさい。 1.振出人が期限の利益を放棄して支払をすべき日より前に手形金の支払をしようとするときは,所持人は,その支払を拒むことができる。 2.振出人が支払をすべき日に手形金の一部の支払をしようとするときは,所持人は,その支払を拒むことができる。 3.振出人は,支払をすべき日に手形金の支払をするに当たり,裏書の連続の整否を調査する義務を負うが,裏書人の署名を調査する義務を負わない。 4.振出人は,所持人が支払をすべき日又はこれに次ぐ2取引日内に支払のために手形を呈示しないときでも,所持人に対する手形金の支払義務を免れない。 5.確定日払の手形の振出人は,所持人が支払のために手形を呈示しないときでも,支払をすべき日に支払をしない限り,同日以後の利息を支払わなければならない。 ※ 該当するものを2個選ぶ問題です。2個の組合せを選んでください。
  1. ①1と2
  2. ②1と3
  3. ③1と4
  4. ④1と5
  5. ⑤2と3
  6. ⑥2と4
  7. ⑦2と5正解
  8. ⑧3と4
  9. ⑨3と5
  10. ⑩4と5

解説

要点
手形法39条2項は一部支払を所持人が拒めないと定め(選択肢2が誤り)、手形金請求権は取立債務であるから支払呈示がない限り主債務者は履行遅滞に陥らず遅延利息も発生しない(選択肢5が誤り)、という2点を押さえる。満期前支払を拒めることは40条1項(77条1項3号で準用)が根拠。

結論

誤っている記述は選択肢2と5である。一部支払は所持人が拒むことができない(手形法39条2項)ため選択肢2は誤り、また手形金請求権は取立債務であり支払呈示がない限り振出人は履行遅滞に陥らず利息支払義務も生じないため選択肢5も誤りである。よって正解は選択肢7(2と5)。

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出典:法務省「平成27年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。