平成27年 予備試験 短答式 商法 第22問 解説
問題
監査役会設置会社の監査役に関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。
ア.監査役会は,2人以上の常勤監査役を選定することができる。
イ.監査役が4人いるときは,少なくとも2人は,社外監査役でなければならない。
ウ.監査役が4人いる場合において,監査役会に出席した監査役が3人いるときは,そのうち2人の賛成により監査役会の決議が成立する。
エ.会社は,監査役が監査役会の決議の目的である事項について提案をした場合において,その提案につき監査役の全員が書面により同意の意思表示をしたときは,その提案を可決する旨の監査役会の決議があったものとみなす旨を定款で定めることができる。
オ.監査役を解任する株主総会の決議は,定款に別段の定めがない限り,議決権を行使することができる株主の議決権の過半数を有する株主が出席し,出席した当該株主の議決権の過半数をもって行う。
- ①ア イ正解
- ②ア エ
- ③イ オ
- ④ウ エ
- ⑤ウ オ
解説
要点
監査役会は常勤監査役を複数選定でき、社外監査役は監査役総数の半数以上必要。監査役会の決議は出席者ではなく監査役全員の過半数で行い、書面決議のみなし規定は存在せず、解任は株主総会の特別決議による。
結論
選択肢1(ア・イ)が正しい。監査役会は常勤監査役を複数選定でき(会社法390条3項)、監査役4人の場合は半数以上である2人以上が社外監査役でなければならない(同法335条3項)ため、ア・イはいずれも正しい記述である。
この分野を、あなたの弱点に合わせて演習
無料で始める間違えた問題は忘れかけた頃に出し直し。論文の AI 採点も(Pro)。
出典:法務省「平成27年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
