平成27年 予備試験 短答式 憲法 第4問ア 解説
問題
憲法第25条に関する次のアからウまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ア.憲法第25条第1項で定める救貧施策においては国民の最低限度の生活を保障しなければならないが,同条第2項で定める防貧施策においては広い立法裁量が認められると解する立場によっても,救貧施策は生活保護法による公的扶助に限定されないと解することはできる。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
25条1項2項分離論は、1項の救貧施策に厳格な保障を認める一方、2項の防貧施策には広い立法裁量を認める学説だが、この説を採っても「救貧施策=生活保護法」という限定は論理的に導かれない点に注意する。
結論
選択肢1が正しい。1項2項分離論は、1項の救貧施策に厳格な法的義務を認め、2項の防貧施策には広い立法裁量を認める学説であるが、この立場は「1項が要求する最低限度の生活保障をどの制度で実現するか」までは決めておらず、生活保護法以外の制度で1項の要請を満たすことも論理的に排除されない。
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出典:法務省「平成27年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
