平成27年 予備試験 短答式 行政法 第13問エ 解説
問題
行政活動に係る立法及び基準に関する次のアからエまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
エ.下級行政機関は上級行政機関の発する通達に拘束されるから,行政機関が通達に反する処分をした場合,当該処分は権限を逸脱して行われたものとして無効となる。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
通達は行政組織内部の命令であり法規たる性質を持たないため、国民や裁判所を拘束しない。判例も、行政機関が通達の趣旨に反する処分をしても、そのことを理由に処分の効力が左右されるものではないとしており、処分の適法性は根拠法令の解釈に照らして判断される。
結論
選択肢2(誤っている)が正しい。通達は行政組織内部における上級行政機関から下級行政機関への命令にすぎず、国民に対する法規範としての効力(外部効果)を持たないため、通達に反する処分がされたとしても、そのことのみを理由に当該処分が権限逸脱で無効となるわけではない。
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出典:法務省「平成27年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
