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平成24年 予備試験 短答式 民法 第2問 解説

問題

条件,期限及び期間の計算に関する次のアからオまでの各記述のうち,誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。 ア.条件が成就しないことが法律行為の時に既に確定していた場合,その条件が解除条件であるときは無条件の法律行為となり,その条件が停止条件であるときは無効な法律行為となる。 イ.不法な条件を付した法律行為は無効であるが,不法な行為をしないことを条件とする法律行為は有効である。 ウ.条件の付された権利は,その条件の成否が未定である間は,相続することができない。 エ.判例によれば,不法行為による損害の賠償を請求する債権の消滅時効の期間の計算については,被害者が損害及び加害者を知った時が午前零時でない限り,初日は算入しない。 オ.契約の一方当事者に債務不履行があった場合において,催告期間内に履行しなければ契約を解除する旨の意思表示を他方当事者がしたときは,その催告期間内に履行がなければ,改めて解除の意思表示をしなくても,解除の効果は発生する。
  1. ①ア イ
  2. ②ア オ
  3. ③イ ウ正解
  4. ④ウ エ
  5. ⑤エ オ

解説

要点
条件に関する129条(処分・相続可能)・131条(既成条件の効果。2項が不成就確定の場合)・132条(不法条件の無効)の条文の文言を正確に覚え、催告解除の意思表示は停止条件付でも可能であることを判例で押さえる。

結論

誤っている記述はイとウであり、選択肢3が正解である。イは不法な行為をしないことを条件とする法律行為も無効となる点を、ウは条件の成否未定の間の権利義務も相続の対象となる点を、それぞれ誤って記述している。

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出典:法務省「平成24年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。