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平成23年 予備試験 短答式 民法 第1問 解説

問題

制限行為能力者に関する次のアからオまでの各記述のうち,誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。 ア.未成年者は,単に義務を免れる法律行為について,その法定代理人の同意を得ないですることができる。 イ.未成年者又は成年被後見人を相手方として意思表示をした者は,法定代理人がその意思表示を知る前は,その未成年者又は成年被後見人に対してその意思表示に係る法律効果を主張することができない。 ウ.代理人が保佐開始の審判を受けたときは,代理権は消滅する。 エ.成年被後見人は,行為能力者であることを信じさせるため詐術を用いたときであっても,その行為を取り消すことができる。 オ.未成年の子が婚姻をするには,原則として父母の同意を得なければならないが,成年被後見人が婚姻をするには,その成年後見人の同意を要しない。
  1. ①ア イ
  2. ②ア オ
  3. ③イ ウ
  4. ④ウ エ正解
  5. ⑤エ オ

解説

要点
代理権消滅事由(111条)は破産手続開始の決定・後見開始の審判のみで保佐開始の審判は含まれず、詐術による取消権制限(21条)は成年被後見人にも適用される点を正確に押さえる。

結論

誤っている記述はウとエであり,選択肢4が正解である。ウは代理権消滅事由に保佐開始の審判が含まれない点で誤り,エは詐術を用いた制限行為能力者は取消権が制限されるという21条の適用を誤って否定している点で誤りである。

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出典:法務省「平成23年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。