令和7年 司法試験 短答式 憲法 第12問ア 解説
問題
皇室の財産に関する次のアからウまでの各記述について、それぞれ正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。
ア.皇室の財産授受は国会の議決に基づかなければならないと定めている憲法第8条の趣旨に照らすと、外国交際のための儀礼上の贈答に係る授受については、その度ごとに国会の議決を経る必要はない。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
皇室経済法2条は、外国交際のための儀礼上の贈答については憲法8条の国会の議決を経ることを要しない旨を定める。皇室財産授受の原則(国会議決)と、同条が定める例外類型とを区別して覚える。
結論
選択肢1が正しい。憲法8条は皇室の財産授受について原則として国会の議決を要求するが、外国交際上の儀礼的な贈答という定型的・儀礼的な行為についてまで個別に議決を要求することは、憲法8条の趣旨に反しないと解されており、皇室経済法もこれを前提とした規定を置いている。
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出典:法務省「令和7年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
