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令和7年 司法試験 短答式 憲法 第12問イ 解説

令7司法 第12問イ憲法天皇・平和主義の過去問

問題

皇室の財産に関する次のアからウまでの各記述について、それぞれ正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。 イ.憲法第88条前段は、全て皇室財産は国に属すると規定しており、この「皇室財産」とは天皇及び皇族の財産を意味しているため、天皇及び皇族が私有財産を保有することは認められない。
  1. ①正しい
  2. ②誤っている正解

解説

要点
憲法88条前段は皇室財産の国有化(憲法施行時に存在した皇室財産を国に帰属させること。その範囲を世襲財産=御料に限ると解する見解もある)を定めた規定であり、いずれの理解でも天皇・皇族が私有財産を保有すること自体を禁止する趣旨ではない(皇室経済法は内廷費・皇族費を御手元金とし、私有財産を予定している)。

結論

選択肢2(誤り)が正しい。憲法88条前段は皇室財産を国有化する趣旨の規定であるが、これは憲法施行時に存在した皇室財産を国に帰属させるものであって、天皇及び皇族が私有財産を一切保有できないという意味ではない。皇室経済法上も御手元金(内廷費・皇族費)など私有財産の存在が予定されている。

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出典:法務省「令和7年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。