令和7年 司法試験 短答式 憲法 第10問ア 解説
問題
労働基本権に関する次のアからウまでの各記述について、それぞれ正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。
ア.憲法第28条に規定される労働基本権は、憲法第25条の生存権の保障を基本理念として、勤労者に対して人間に値する生存を保障すべきものとする見地に立ち、憲法第27条の定める勤労の権利及び勤労条件に関する基準の法定の保障とあいまって、勤労者の経済的地位の向上のための手段として、団結権、団体交渉権、争議権等を保障しようとするものであって、社会権的性質を有する権利であり、自由権としての側面はない。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
労働基本権(団結権・団体交渉権・団体行動権)は、生存権理念に基づく社会権的性質とともに、国家による刑罰等の不当な制約を排除する自由権的性質も併せ持つ複合的権利である。
結論
記述は労働基本権について「自由権としての側面はない」と述べているが、これは誤り。労働基本権は社会権的性質とともに自由権的性質も併せ持つ複合的な権利であるとするのが通説的理解であり、正解は選択肢2(誤り)である。
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出典:法務省「令和7年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
