令和6年 司法試験 短答式 民法 第2問 解説
問題
法人に関する次のアからオまでの各記述のうち、判例の趣旨に照らし誤っているものを組み合わせたものは、後記1から5までのうちどれか。
ア.法人は、保佐人になることができる。
イ.法人は、民法上の組合の組合員になることができる。
ウ.法人は、遺言執行者になることができない。
エ.会社は、定款に明示された目的を遂行する上で間接的に必要となるに過ぎない行為をしたときであっても、その行為により権利を有し、義務を負う。
オ.法人は、名誉毀損によって受けた無形の損害について、その賠償を請求することができない。
- ①ア エ
- ②ア オ
- ③イ ウ
- ④イ エ
- ⑤ウ オ正解
解説
要点
法人は遺言執行者になれる(民法1009条の欠格事由は未成年者・破産者のみ)し、名誉毀損による無形損害の賠償請求もできる(法人の名誉権侵害を認めた判例)。この2点を押さえれば本問は解ける。
結論
誤っているのは選択肢5(ウ・オ)である。法人は遺言執行者になることができ、また名誉毀損による無形の損害についても賠償請求できるとされているため、ウ・オの記述はいずれも判例・条文の趣旨に反する。
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出典:法務省「令和6年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
