令和4年 司法試験 短答式 憲法 第15問イ 解説
問題
内閣及び内閣総理大臣に関する次のアからウまでの各記述について、それぞれ正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。
イ.内閣は憲法第73条第1号により法律を誠実に執行する義務を負っているが、最高裁判所が違憲と判断した法律については、国会がこれを改廃する前であっても、内閣は、その執行を差し控えることができる。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
違憲判決の効力については個別的効力説が学説上の通説であり、最高裁が違憲と判断した法律も国会が改廃するまで形式的には効力を有する。もっとも、内閣は憲法尊重擁護義務(99条)の下で、最高裁の違憲判断に従い当該法律の執行を差し控えることが許されると解するのが一般的である。
結論
選択肢1(正しい)が正解である。内閣は憲法73条1号により法律を誠実に執行する義務を負うが、最高裁判所が違憲と判断した法律について、国会による改廃前であっても、内閣がその執行を差し控えることは許容されると解されている。
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出典:法務省「令和4年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
