SaySayLaw無料で演習する

令和4年 司法試験 短答式 憲法 第15問ア 解説

令4司法 第15問ア憲法内閣の過去問

問題

内閣及び内閣総理大臣に関する次のアからウまでの各記述について、それぞれ正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。 ア.最高裁判所の判例の趣旨に照らすと、内閣総理大臣は、憲法第72条に規定された行政各部の指揮監督権限を閣議にかけて決定した方針に基づいて行使する必要があり、行政各部に対してその所掌事務について一定の方向で処理するよう指導、助言等の指示を与えたとしても、内閣としての事前の方針決定がなければ、事実上の影響力を行使したものにすぎず、内閣総理大臣の職務権限に属するものではない。
  1. ①正しい
  2. ②誤っている正解

解説

要点
ロッキード事件丸紅ルート判決は、閣議決定がなくても内閣総理大臣は内閣の明示の意思に反しない限り行政各部への指導・助言等の指示権限を有し、それは職務権限に属すると判示した。

結論

本記述は誤りであり、正解は選択肢2である。最高裁は、内閣総理大臣が閣議決定に基づかずに行政各部へ指導・助言等の指示を与える行為も、内閣の明示の意思に反しない限り内閣総理大臣の職務権限に属すると判示しており、本記述はこれと正反対の内容を述べている。

この分野を、あなたの弱点に合わせて演習
間違えた問題は忘れかけた頃に出し直し。論文の AI 採点も(Pro)。
無料で始める

出典:法務省「令和4年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。