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令和3年 司法試験 短答式 民法 第35問 解説

令3司法 第35問民法相続の過去問

問題

遺留分に関する次のアからオまでの各記述のうち,誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。 ア.相続人が配偶者と妹一人のみであった場合には,妹は,遺留分を算定するための財産の価額に8分の1を乗じた額を遺留分として受ける。 イ.遺留分を算定するための財産の価額は,被相続人が相続開始の時において有した財産の価額にその贈与した財産の価額を加えた額から債務の全額を控除した額である。 ウ.相続開始前における遺留分の放棄は,家庭裁判所の許可を受けたときに限り,その効力を生ずる。 エ.共同相続人の一人が遺留分を放棄した場合は,他の各共同相続人の遺留分が増加する。 オ.遺留分権利者は,受遺者又は受贈者に対し,遺留分侵害額に相当する金銭の支払を請求することができる。
  1. ①ア ウ
  2. ②ア エ正解
  3. ③イ エ
  4. ④イ オ
  5. ⑤ウ オ

解説

要点
兄弟姉妹には遺留分が認められない(民法1042条1項は配偶者・子・直系尊属のみが対象)こと、共同相続人の一人の遺留分放棄は他の相続人の遺留分を増加させないこと(民法1049条2項)の2点を押さえる。

結論

誤っているのはアとエであり、選択肢2が正解である。兄弟姉妹には遺留分が認められないためアは誤り、遺留分の放棄は他の共同相続人の遺留分に影響を及ぼさないためエも誤りとなる。

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出典:法務省「令和3年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。