令和3年 司法試験 短答式 民法 第31問 解説
問題
親権に関する次のアからオまでの各記述のうち,誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。
ア.Aに対して親権を行うBは,Aに代わって,Aの子であるCに対して親権を行う。
イ.親権を行う者は,子の利益のために子の監護及び教育をする権利を有し,義務を負う。
ウ.子は,職業を営むに当たっては,親権を行う者の許可を得ることを要しない。
エ.父又は母による親権の行使が困難又は不適当であることにより子の利益を害するときであっても,子の祖父母は,親権停止の審判の請求をすることができない。
オ.親権を行う父又は母は,やむを得ない事由があるときは,家庭裁判所の許可を得て,親権又は管理権を辞することができる。
- ①ア ウ
- ②ア オ
- ③イ エ
- ④イ オ
- ⑤ウ エ正解
解説
要点
親権に関する条文(820条・823条・833条・834条の2・837条)の要件と請求権者を正確に押さえること。特に823条は許可が必要(許可不要ではない)、834条の2の請求権者には子の親族(祖父母を含む)が含まれる点が頻出。
結論
誤っている記述はウとエであり,選択肢5が正解である。ウは職業の許可について条文と逆の内容を述べており,エは親権停止審判の請求権者に祖父母(親族)が含まれる点を誤って否定している。
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出典:法務省「令和3年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
