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令和3年 司法試験 短答式 憲法 第12問ウ 解説

令3司法 第12問ウ憲法法の下の平等の過去問

問題

政党に関する次のアからウまでの各記述について,最高裁判所の判例の趣旨に照らして,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。 ウ.衆議院の小選挙区選挙について,候補者届出政党にのみ政見放送を認め,候補者を含むそれ以外の者には政見放送を認めないものとする公職選挙法の規定は,選挙運動をする上で,候補者届出政党に所属する候補者とこれに所属しない候補者との間に単なる程度の違いを超える差異を設ける結果となり,国会に与えられた合理的裁量の限界を超えるものであるから,憲法第14条第1項に違反する。
  1. ①正しい
  2. ②誤っている正解

解説

要点
候補者届出政党にのみ政見放送を認める公職選挙法の規定について、最高裁は、候補者間に「単なる程度の違いを超える差異」が生じその合理性に疑いがあることを認めつつ、政見放送は選挙運動の一部にすぎず他の選挙運動には差異がないこと等から、国会の裁量の限界を超えず憲法14条1項に違反しないとした点を押さえる。

結論

最高裁は、衆議院小選挙区選挙で候補者届出政党にのみ政見放送を認める公職選挙法の規定について、候補者間に差異が生ずること自体は認めつつ、国会に与えられた裁量の限界を超えるものではなく憲法14条1項に違反しないと判断している。設問は「裁量の限界を超える」「違憲である」と結論づけており、判例の結論と逆であるから誤り(選択肢2が正解)。

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出典:法務省「令和3年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。