令和3年 司法試験 短答式 憲法 第12問イ 解説
問題
政党に関する次のアからウまでの各記述について,最高裁判所の判例の趣旨に照らして,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
イ.政党に対しては,高度の自主性と自律性を与えて自主的に組織運営をなし得る自由を保障しなければならず,また,党員が政党の存立及び組織の秩序維持のために,自己の権利や自由に一定の制約を受けることがあるのも当然であるから,政党が党員に対してした除名処分の当否は,一般市民法秩序と直接の関係を有しない内部的な問題にとどまる限り,裁判所の審判権は及ばない。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
政党の高度の自主性・自律性から、党員に対する処分は、一般市民法秩序と直接の関係を有しない内部的問題にとどまる限り裁判所の審判権が及ばない(共産党袴田事件判決の規範をそのまま押さえる)。
結論
本記述は最高裁判例(共産党袴田事件、最判昭和63年12月20日)の趣旨に合致しており、正しい。政党には高度の自主性・自律性が保障され、党員への除名処分の当否は一般市民法秩序と直接の関係を有しない内部的問題にとどまる限り司法審査の対象外とされる。
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出典:法務省「令和3年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
