令和2年 司法試験 短答式 民法 第30問 解説
問題
普通養子縁組に関する次のアからオまでの各記述のうち,誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。
ア.17歳の者が縁組をして養子となるには,その法定代理人の同意を得なければならない。
イ.後見人が被後見人を養子とするには,家庭裁判所の許可を得なければならない。
ウ.配偶者のある者が配偶者の嫡出子を養子とする場合には,配偶者の同意を得ることを要しない。
エ.自己の孫を養子とする場合には,その孫が未成年者であっても,家庭裁判所の許可を得ることを要しない。
オ.縁組の当事者の一方が死亡した場合には,他方の当事者は,家庭裁判所の許可を得なければ離縁をすることができない。
- ①ア ウ正解
- ②ア オ
- ③イ ウ
- ④イ エ
- ⑤エ オ
解説
要点
15歳以上の未成年者は自ら養子縁組の意思表示ができ法定代理人の同意は不要(代諾養子は15歳未満のみ)。配偶者の嫡出子を養子とする場合、795条ただし書は夫婦共同縁組の例外にすぎず、796条の配偶者同意は別途必要。
結論
誤っているのはアとウなので選択肢1が正解である。アは15歳以上の未成年者が養子となる場合に法定代理人の同意を要件とする点が誤りであり、ウは配偶者の嫡出子を養子とする場合でも配偶者の同意自体は必要である点を見落としている。
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出典:法務省「令和2年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
