令和2年 司法試験 短答式 民法 第27問 解説
問題
組合に関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。
ア.組合員は,組合財産に属する金銭債権につき,その持分に応じて単独で権利を行使することができる。
イ.組合の業務の決定は,業務執行者があるときであっても,組合員の過半数をもってする。
ウ.組合の存続期間を定めた場合であっても,各組合員は,やむを得ない事由があるときは,脱退することができる。
エ.組合の成立後に新たに加入した組合員は,その加入前に生じた組合の債務について弁済する責任を負わない。
オ.組合員は,組合員の過半数の同意がある場合には,清算前に組合財産の分割を求めることができる。
- ①ア イ
- ②ア オ
- ③イ ウ
- ④ウ エ正解
- ⑤エ オ
解説
要点
組合財産に関する条文(676条2項:組合財産である債権の持分の単独行使不可、同条3項:清算前の分割請求不可、678条2項:存続期間を定めてもやむを得ない事由があれば脱退可、677条の2第2項:加入前に生じた組合債務について新加入組合員は弁済責任を負わない、670条3項:業務執行者があるときは業務執行者が決定)を正確に区別して覚える。
結論
正しいのはウとエであり、選択肢4が正解である。組合財産の合有的性質と、業務執行者制度、脱退・加入に関する条文の要件を正確に押さえることがポイントである。
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出典:法務省「令和2年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
