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令和2年 司法試験 短答式 憲法 第10問イ 解説

令2司法 第10問イ憲法裁判所・司法権の過去問

問題

裁判を受ける権利に関する次のアからウまでの各記述について,最高裁判所の判例の趣旨に照らして,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。 イ.性質上純然たる訴訟事件の裁判が,憲法第82条が定める例外に当たらないにもかかわらず,公開の法廷における対審及び判決によらず非公開でなされた場合には,裁判の公開を定めた憲法第82条に違反するが,裁判を受ける権利を保障する憲法第32条に違反することはない。
  1. ①正しい
  2. ②誤っている正解

解説

要点
性質上純然たる訴訟事件を非公開・非対審の手続で終局的に裁判した場合、憲法82条だけでなく32条の裁判を受ける権利にも違反するというのが判例(最大決昭和35年7月6日)の立場である。

結論

性質上純然たる訴訟事件が非公開・非対審のまま終局的に裁判された場合、判例は憲法82条違反にとどまらず憲法32条の裁判を受ける権利の侵害にもなるとしている。本記述は「32条に違反することはない」とする点で判例の趣旨と反するため誤りであり、選択肢2が正しい。

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出典:法務省「令和2年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。