SaySayLaw無料で演習する

令和2年 司法試験 短答式 刑法 第11問オ 解説

令2司法 第11問オ刑法未遂・中止犯・不能犯の過去問

問題

次のアからオまでの各記述を判例の立場に従って検討し,正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。 オ.甲は,V宅に侵入し,金品を強取しようと決意し,Vを脅すためのナイフを入手した上,それを携行してV宅に向かった。しかし,V宅に至る手前で,罪悪感を覚え,計画を中止することに決め,自宅に引き返した。甲には,強盗予備罪の中止犯が成立する。
  1. ①正しい
  2. ②誤っている正解

解説

要点
予備罪には中止犯(43条ただし書)の規定の適用(準用)を認めないというのが判例の立場であり、予備段階で任意にやめても中止犯は成立しない。

結論

甲には強盗予備罪(刑法237条)が成立するが、判例上、予備罪には中止未遂の観念を容れる余地がないとされているため、中止犯は成立しない。したがって記述オは誤りであり、選択肢2「2」が正しい。

この分野を、あなたの弱点に合わせて演習
間違えた問題は忘れかけた頃に出し直し。論文の AI 採点も(Pro)。
無料で始める

出典:法務省「令和2年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。