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令和元年 司法試験 短答式 民法 第36問 解説

令元司法 第36問民法請負・委任・寄託の過去問

問題

人の死亡に関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。 ア.代理権を授与した本人が死亡しても,代理権は消滅しない。 イ.寄託者が死亡した場合,返還時期の定めがあり,その期限が到来していなくても,受寄者は寄託物を返還することができる。 ウ.使用貸借は,貸主の死亡によっても,その効力を失わない。 エ.組合員は死亡によって脱退する。 オ.受遺者が遺言者よりも先に死亡したときは,受遺者の地位は,相続により受遺者の相続人に承継される。
  1. ①ア イ
  2. ②ア オ
  3. ③イ ウ
  4. ④ウ エ正解
  5. ⑤エ オ

解説

要点
契約類型ごとに当事者一方の死亡が終了事由になるかは条文で個別に定まっている。代理(本人・代理人の死亡で代理権消滅・111条1項)、委任(653条1号)、使用貸借の借主の死亡(597条3項)、組合員の死亡(679条1号)は終了・脱退事由となる一方、使用貸借の貸主の死亡・寄託者の死亡は終了事由ではなく、遺贈は受遺者が遺言者以前に死亡すれば失効し代襲的承継も生じない(994条1項)点を条文ごとに整理して覚える。

結論

正しいのはウとエであり,選択肢4が正解である。使用貸借は貸主の死亡によっては効力を失わず(借主の死亡でのみ終了する),組合員は死亡により当然に脱退する。

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出典:法務省「令和元年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。