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令和元年 司法試験 短答式 憲法 第8問ア 解説

令元司法 第8問ア憲法人身の自由の過去問

問題

刑事手続上の人権保障に関する次のアからウまでの各記述について,最高裁判所の判例の趣旨に照らして,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。 ア.起訴されていない余罪を被告人が自認している場合に余罪を実質上処罰する趣旨で被告人を重く処罰することは,憲法第31条に由来する不告不理の原則に反するが,憲法第38条第3項の規定する補強法則との関係では問題は生じない。
  1. ①正しい
  2. ②誤っている正解

解説

要点
起訴されていない余罪を実質上処罰する趣旨で量刑を加重することは、不告不理の原則違反であると同時に、自白のみを根拠に余罪事実を認定することになれば憲法38条3項の補強法則にも抵触しうる。両者は別問題として並存する。

結論

選択肢2が正しい。判例は、起訴されていない余罪を実質上処罰する趣旨で重く処罰することが不告不理の原則に反するとしただけでなく、自白のみに基づいて余罪事実を認定・処罰することになる点で憲法38条3項の補強法則にも抵触しうることを問題としており、「補強法則との関係では問題は生じない」とする記述アは誤りである。

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出典:法務省「令和元年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。