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平成30年 司法試験 短答式 刑法 第16問ウ 解説

平30司法 第16問ウ刑法放火罪の過去問

問題

放火の罪に関する次のアからオまでの各記述を判例の立場に従って検討し,正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。 ウ.甲は,乙が住居に使用する家屋及びこれに隣接する丙が住居に使用する家屋を燃やそうと考え,乙の家屋に放火してその火を丙の家屋に燃え移らせ,乙及び丙の各家屋を共に全焼させた。甲には1個の現住建造物等放火罪(刑法第108条)が成立する。
  1. ①正しい正解
  2. ②誤っている

解説

要点
1個の放火行為から複数の現住建造物等が焼損した場合、放火罪は公共危険罪であり保護法益が社会公共の安全であるため、包括して1個の現住建造物等放火罪が成立する。

結論

選択肢1が正しい。甲は乙の家屋に放火するという1個の放火行為を行い、その火が延焼して丙の家屋も焼損させたにすぎないから、放火罪の性質上、1個の現住建造物等放火罪が成立する。

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出典:法務省「平成30年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。