SaySayLaw無料で演習する

平成29年 司法試験 短答式 憲法 第13問ア 解説

平29司法 第13問ア憲法参政権・国務請求権の過去問

問題

選挙権及び選挙制度に関する次のアからウまでの各記述について,最高裁判所の判例の趣旨に照らして,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。 ア.憲法は,国民主権の原理に基づき,国民に対して,両議院の議員の選挙において投票をすることによって国の政治に参加することができる権利の保障は認めているが,投票をする機会の平等までは保障していない。
  1. ①正しい
  2. ②誤っている正解

解説

要点
在外日本人選挙権訴訟(最大判平成17年9月14日)は、憲法が国民に両議院議員の選挙で投票する権利を固有の権利として保障し、その趣旨を確たるものとするため「投票をする機会を平等に保障している」と判示した。機会の平等が保障されない旨の記述は誤り。

結論

選択肢2が正しい。最高裁は、憲法が国民に対し両議院議員の選挙において投票をする権利を固有の権利として保障するにとどまらず、その趣旨を確たるものとするため「投票をする機会を平等に保障している」と解している。本記述は機会の平等の保障を否定する点で判例の趣旨に反し、誤りである。

この分野を、あなたの弱点に合わせて演習
間違えた問題は忘れかけた頃に出し直し。論文の AI 採点も(Pro)。
無料で始める

出典:法務省「平成29年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。