平成29年 司法試験 短答式 刑法 第12問オ 解説
問題
次のアからオまでの各記述を判例の立場に従って検討し,正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
オ.甲は,妻乙が,親族関係にない窃盗犯人丙から盗品であると知りつつ購入した物を,乙から依頼を受け,盗品であると知りつつ,乙の指定した場所まで運んだ。甲は盗品等運搬罪の刑が免除される。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
刑法257条1項の親族間特例は、判例によれば盗品等関与者と『本犯者(窃盗等の財産犯人)』との間に親族関係があることを要する。関与者同士(依頼者と受託者)の親族関係だけでは足りない。
結論
甲には刑法257条の親族間特例は適用されず、盗品等運搬罪の刑は免除されない。よって本記述は誤りであり、選択肢2が正しい。
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出典:法務省「平成29年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
