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平成29年 司法試験 短答式 刑法 第12問イ 解説

平29司法 第12問イ刑法毀棄・隠匿罪の過去問

問題

次のアからオまでの各記述を判例の立場に従って検討し,正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。 イ.甲は,盗品であると知りつつ,窃盗犯人乙から依頼を受けて保管していた宝石を乙に返却した後,改めて乙から依頼を受け,預かった同宝石を事情を知らない丙に売却した。甲には盗品等有償処分あっせん罪のみが成立する。
  1. ①正しい
  2. ②誤っている正解

解説

要点
盗品等を保管した後に同じ盗品の有償処分をあっせんしても、保管罪があっせん罪に吸収されるわけではなく、保管罪も別個に成立する。本問では甲に盗品等保管罪が成立する以上、「有償処分あっせん罪のみが成立する」とする記述は誤り。

結論

甲には、乙から依頼を受けて宝石を預かり保管した行為について盗品等保管罪が成立し(返却前の保管および再度の保管のいずれも保管行為である)、さらに丙への売却について盗品等有償処分あっせん罪が成立する。したがって「有償処分あっせん罪のみが成立する」という記述は誤りであり、選択肢2が正しい。

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出典:法務省「平成29年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。