平成28年 司法試験 短答式 憲法 第9問イ 解説
問題
労働基本権に関する次のアからウまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
イ.憲法により団結権が保障されている労働組合においては,組合の目的の範囲内にある活動であれば,その全ての活動について組合員に対して統制権を行使し得るから,労働組合が統制権に基づいて組合員を除名した処分には司法審査が及ばない。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
労働組合の統制権は目的の範囲内でも無制限ではなく、組合員の基本的人権(政治的自由等)との調整が必要であり、統制権に基づく処分にも司法審査は及ぶ。
結論
本記述は誤りであり、選択肢2が正しい。労働組合の統制権は組合の目的の範囲内であっても無制限に行使できるわけではなく、統制権に基づく除名処分にも司法審査が及ぶとするのが判例の立場である。
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出典:法務省「平成28年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
