平成28年 司法試験 短答式 憲法 第5問イ 解説
問題
信教の自由に関する次のアからウまでの各記述について,判例の趣旨に照らして,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
イ.僧侶が病者の平癒を祈願して加持祈祷を行うに当たり,病者の手足を縛って線香の火に当てるなどして同人を死亡させることは,医療上一般に承認された治療行為とは到底認められず,信教の自由の保障の限界を逸脱したものであって許されない。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
信教の自由は絶対無制約ではなく、他者の生命・身体を害する行為は宗教行為の外形をとっていても保護の限界を超え、傷害致死罪等の成立を妨げない(加持祈祷事件)。
結論
本記述は判例(最大判昭和38年5月15日、いわゆる加持祈祷事件)の趣旨に合致しており、正しい。よって選択肢1が正解である。
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出典:法務省「平成28年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
