平成28年 司法試験 短答式 刑法 第6問エ 解説
問題
住居を侵す罪に関する次のアからオまでの各記述を判例の立場に従って検討し,正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
エ.現金自動預払機が設置されている銀行支店出張所は,一般の利用客の立入りが許容されている場所であるので,同機を利用する客のキャッシュカードの暗証番号等を盗撮する目的で立ち入っても,平穏な態様での立入りであれば,建造物侵入罪が成立することはない。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
建造物侵入罪の成否は、外形的な立入り態様の平穏性だけでなく、管理権者の意思に反するか(管理権者が事情を知れば承諾しなかったか)で判断する。ATM盗撮目的の立入りは判例上、建造物侵入罪が成立する。
結論
記述は誤りであり、選択肢2が正しい。銀行支店出張所のATMコーナーが一般客に開放された場所であっても、キャッシュカードの暗証番号等を盗撮する目的で立ち入った場合には、判例上、建造物侵入罪が成立する。
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出典:法務省「平成28年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
